日本 - 8月23日から26日の間、出張のため、台湾に行って来た…
思えば、前回台湾に行ったのは、すでに二年も前のことで、やはり出張だった。しかも、ずっと台北に踏み入れる機会に恵まれず、今回もある意味では初体験ってわけ。
初日(23日)
成田から、JAAのボーイング747-300で、中正空港へ飛び立った。やはりJALが子会社に払い下げた機材とあって、古さは隠せない。しかも機内の個人用娯楽設備は、まったく前時代的遺物!
考えてみれば、この時代に、台湾線のための専門子会社を維持する必要は、果たしてあるのでしょうか。JALの取るに足らない小口株主として、このような非経済的行動と台湾路線乗客への差別的行為に対し、憤慨を禁じえないところ…
11:30の便で、成田の朝のラッシュアワーが過ぎたためか、時間通りにBoarding Bridgeから離れ、順調に滑走路に向かって誘導路を快走し、そのまま離陸した。3時間ちょっと順調な飛行の後、現地時間13:50に、時間通りに中正国際空港の滑走路にタッチした。
JAAが使用するのは第一ターミナルで、以前何回か訪れた時と同じく、慣れた道順で入国ゲートまで進んだ。それにしても、この空港も歩く距離が長い!
中華民国の入国印を押してもらい、30日の滞在日数を貰い、手続き完了。確かに前回来るときは、ノービザの滞在日数は、まだ15日だった。
税関はいつも通りフリーパスで闊歩する。税関を出る前に、3万円ほど両替して、8500NTDほど手に入れた。両替のコーナーは、税関内外両方に窓口を持っていて、どっち側で両替しても一緒だが、外の方は人が多く、ごちゃごちゃしているので、中の方が落ち着くかもしれない。
出口の外、代理店の人が迎えに来ている。この時点から、事前のスケジュールに則った行動になり、自由時間はどこかに神隠ししたぜ!
ターミナルを一歩出た瞬間、熱風が一気に襲ってきて、汗がどっと噴出した。幸い、台湾に来る時は、いつも台湾スタイルにして、シャツのみ、しかも半袖で、上着がない分、その場で卒倒することにならずにすんだ。へへへ…代理店の車に潜り込み、やっと一息ついた。
中山高速道を一路南下し、新竹に向かう。途中中壢までの道のりは、一時期良く走っていたので、懐かしい!
新竹、代理店の人曰く、風の町の異名を持っている。なるほど、風が強い。また、台中は火の町と呼ばれているそうだ。暑くて、「暖炉」のようなものだと言う表現かと想像したら、さにあらず、火事が多いからだそうだ。からかわれていないかな?!
顧客のところで、二時間ほどミーティングに費やしてから、元の道を逆戻りして、台北に向かう。その時間の上り方向だから、あちこちで渋滞につかまっていた。でも、想像したほど酷くなく、二時間を見積もったところ、実際は一時間半もかかっていなかった。
台北市内の高架道路(東京流で言えば首都高になるかな)に差し掛かった時、周りはすでに暗くなった。
夜の台北は、煌びやかな印象ではないが、大都会の風格を感じさせるには十分だった。左手に忽然と現れた円山大飯店の少々ちぐはぐした中国風建築も、ライトに照らされ、それなりに綺麗に見えた。
東京と同じ理由だろうか、高層ビルが少ない、水平展開気味の町に、台北101はやはり一段と人の目を引く。(よくもここであんなものを建てたな、勇気というか、何と言うか…)
宿泊したホテルも代理店が手配してくれたもので、南京東路と復興北路の交差点に立つ四星(と言うか、台湾では、四つ梅花になるが)ホテルで、立地的には町の北東にあり、松山空港に程近い。残念なことに、今回の行程には、国内線を利用する予定はなく、この好立地も無駄になったわけ。
夜は代理店の人と会食。台湾料理は味付けが淡白で、食材はすこぶる新鮮。満足!
その後、ホテルの上のピアノバーで、同行者と軽く杯を傾き、早々と部屋に引き上げて、寝る!健康な一日だった。
二日目(24日)
早起きした。自分のための時間を作り、町をぶらぶらしよう。
ホテルを出ると、すぐ側にMRT木柵線の南京東路駅がある。もちろん試乗せずにはいられない。
「悠遊カード」(MRTのIC式プリペードカード、バスにも使え、Suicaより利用幅がひろい)を買おうとしたが、この駅の窓口は、ラッシュ時の取り扱いをしない。一回乗車券を購入。
木柵線は日本の新交通システム(ゆりかもめなど)のようなもので、無人運転で運行される。鉄ちゃんの間では有名な話だが、木柵線のシステムはフランスから導入したもので、開業初日からトラブル続きで、半年以上も続いたそうだ。これに懲りたか、以後のMRT各線は一斉に普通のレール方式に戻った。
フランス生まれのシステムの信頼性を別にしても、台北のような大都会のメジャーな公共交通システムとして、木柵線のようなシステムは、最初から能力不足だろうよ。
木柵線で南へ一駅、忠孝復興駅(つまり忠孝東路と復興北路の交差点)で降り、MRT板南線に乗り換え、台湾国鉄台北駅に向かう。(この線の一方の終着駅は台北の南にある板橋市で、後日クラブのお姉さんに、板橋に住んでいるよと言って、ちょっとは受けたな…)
ラッシュの乗換駅とあって、さすがに乗客が多い。でも、みんな秩序良く、人の流れはスムーズ。ホームでも、人々は地面に書かれた線に沿ってきちんと並んで待っている。電車が入ると、降りる乗客を先に通してから、順序良く乗り込む。この点は上海と比べ、大きな違いを感じる。
社内の座席はクロス配置で、よろしい。残念なのは、座席自体は「海外標準仕様」の硬いプラスティック製。座席と通路の配置から測って、日本の標準的通勤車両より、一人分幅が広いかな?
台北駅に着くと、地面に出て、四角い駅ビルを目に納めた。台湾国鉄の台北市内の線路はすべて地下線であるため、駅自体は地面に建っている普通のビルに過ぎなく、まったく鉄道駅の雰囲気がない。建物に書かれる文字がなければ、体育館やコンサートホールと言っても、絶対通用する。
ちなみに、台北駅は完全な通過式駅で、首都のターミナル駅でありながら、台北始発、終着の列車がないように、ダイヤを組んで運用している。
気が済んで、急いでホテルに引き返し、朝食、集合、顧客訪問に出発。今日の経路は桃園→中壢→桃園→台北で、経過は省いておこう。ただ、久々に中壢市の街中を通り、名近しい風景を目にして、満足。
台北に帰る時、代理店の人が高架路の出口を間違い、幸いにして松山空港の滑走路横を通り、丸見えだった。こんなに都心に近い空港は、飛行機マニアにとって、まさに聖地とも言える!
夜は街中の庶民派レストランで海鮮料理を堪能した後、林森北路にクラブへと流れた。林森北路と言えば、日本人御用達のクラブの密集地として、知る人ぞ知る、それもまた「聖地」かな…
三日目(25日)
ホテルをチェックアウトし、中正空港に向かう。第二ターミナルで、名古屋から来る客と合流して、台中に向かう予定。第二ターミナルは新しいが、こじんまりしている。面白いことに、バス乗り場は正面ではなく、わざわざ裏まで回っていかなければならない…
中正空港発台中行きの統聯客運のバスは、一列二席の、少し前のビジネスクラスの座席と思わせるものだった。それで台湾の陸上交通の主力は高速バスってことも、納得がいく。時間からも快適性からも、今の台湾国鉄では太刀打ちできないだろう。高速鉄道で挽回できるかな。でも、空港に限って言えば、台北市内にアクセスする鉄道輸送システムがなければ、やはりバスに負けっぱなしかも…
高速鉄道と言えば、開業の遅れは決定的になっているようだ。ちょうど滞在期間中に、やっと160キロ全線試運転開始のニュースが流れた。その後、徐々に最高速度の315キロまで引き上げ、最速でも9月の末になるだろう。最高速を出したからって、もちろんそのまま開業できるわけではなく、最高速度を含めた状態で、時刻通りに運用できるかのテストは、やはり二、三ヶ月の繰り返すがかけないだろうから、10月の開業はまずあり得ないか。
二時間と少しのバスの旅、ほとんど渋滞なく、高速を降りて、台中市北部の朝馬バスステーションに到着。
現地の出迎えと合流し、とりあえず軽くお昼と言うことになった。注文したサンドイッチですが、出てきたらびっくり!とっても軽くなんかじゃなく、しっかりと喰わされた!しんどい!
工場見学、図面説明…バタバタと午後が過ぎた。ホテルにチェックインした時、すでに7時近く…
台中の市内は、大通りは広く、センターと道端の植え込みが綺麗。その他の道も良く整備されていて、清潔。しかも、台北のような喧騒はなく、感じのいい街だ。後で知ったが、台湾で一番住みやすい町と評されたようだな。
軽く一シャワーを浴びて、食事に出かける。現地駐在の推薦で、「台湾担仔面」に入った。海鮮コースで、結局量が多すぎて、最後の二品をキャンセルして、やっと看板メニューの担仔面を食べる余裕を確保した。
今日は台湾での最後の一晩、明日も仕事がないので、もちろんそのままクラブへと流れた…台北のビジネスライクと比べ、いくらかアットホーム的な雰囲気があるのは、多分気のせいだろう。
最終日(26日)
酷い睡眠不足!
重い頭を抱えて起き上がり、熱いシャワーで何とか回復できた。
ちょっと近場で土産を調達し、また一行はバスで中正空港に引き返す。
搭乗…離陸(寝ていてまったく気つかず!)…着陸…帰宅…
一件落着!
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台湾出張四日の旅
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その他写真、以下を参照:http://spaces.msn.com/members/sakiba-m
[此贴子已经被作者于2005-9-9 15:43:09编辑过]
评论
懐かしいな、carrefourの広告
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以下是引用ヤバイヨVer103在2005-9-9 16:58:00的发言:
台湾の風俗嬢どうだったよって聞いてみたいが。。。
教えたいのは山々だが、残念ながら、風俗嬢を体験していなかったので、俺も良くわからない…ただ、台中の店は、時間外のサービスを斡旋しているようだな。
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以下是引用g75在2005-9-9 18:02:00的发言:懐かしいな、carrefourの広告
黒船再来と騒がれて日本に上陸し、結局大敗を喫して、しっぽを巻いて撤退したよね…
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大変お疲れさまざまです
仕事とは言えハードですね
その他の写真も拝見させて頂きましたぁ!Bra、Bra。。。
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これは出張報告書に使えますね
すばらしい
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以下是引用sakiba在2005-9-9 19:09:00的发言:
黒船再来と騒がれて日本に上陸し、結局大敗を喫して、しっぽを巻いて撤退したよね…
でも他の国で大儲けしてるみたいな、中国ではかなり人気あるのですね。
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以下是引用g75在2005-9-11 8:26:00的发言:
でも他の国で大儲けしてるみたいな、中国ではかなり人気あるのですね。
そうみたいですね。ま、ある意味では、日本以外のマーケットでは、その程度のサービスで十分ってことかな。
评论
以下是引用过期了在2005-9-9 20:17:00的发言:
これは出張報告書に使えますね
すばらしい
ちょっと使えないかも、と思うのは私だけでしょうか。読む人が違うので、望んでいる内容も違ってくるでしょう。
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